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開発中:ラッシュリサーチ_IoT による津波・洪水襲来検知システム

逃げ遅れさせない!現代版「のろし」で津波・洪水の危険を通知


現在、私たちは、革新的なIoTデバイスを開発中です。
詳しい内容はまだお伝え出来ませんが、IoTソリューションの弱点をことごとく払しょくさせたシステムです。

本システムは、「禅」の精神によく似ています。
不要なものをそぎ落とし、必要な物の本質をとらえ、それを最大限に生かす…

エンジニアは、基本、足す方向に動きます。
私もそうでした。
足す方向に動くと、本質が埋もれてしまいます。
エンジニアが足す方向に動くのは理解できます。
機能に対する機会損失の恐怖や、"こんなこともできますよ!"の誇示…

話はそれましたが、革新的IoTデバイスとなる事は間違いありません。
早急にリリースできるよう走りますので、ご期待戴けます様よろしくお願いいたします。

このシステムのコンセプト_1


着想は…

私達は、3.11 の津波の襲来で、津波の状況をテレビ局のヘリコプターからの映像で見ていました。

地上では、津波がどこまで来ているのか分からないからか、状況が把握できていない人・車…
心の中で「津波がそこまで来ている!」「早く早く!逆の方向へ逃げて!」と。

地上の人たちに伝わるわけがありません。

それより津波を目視した状況では、すでに手遅れかもしれません…

建物があまりない平地でもこの状況。
建物があれば津波自体も見えませんし、何より津波が建物の間をすり抜けて速度を上げて襲ってきます。

人々はバイアスがかかって、「まだ大丈夫…」と思ってしまいがちです。
ヘリコプターからの映像を地上で見ることが出来れば、人々の感じる切迫度は段違いだったでしょう。

ヘリコプターからのリアルタイム映像は、津波の一部でしかありません。
何よりその映像をリアルタイムに見ることが出来る人は一握り。

このシステムのコンセプト_2


人々は何で動くのか…

防災無線などで「津波が来ています!」
十分インパクトはあるのですが…リアリティがあまりありません

町内のだれもが知っている「○○公民館まで津波が来ています!」
ではどうでしょう…

一気に人々の心を動かせないでしょうか。

逃げ遅れを無くすために我々は何が出来るのか?

根拠のない「ジブンは大丈夫…」
という" 正常性バイアス" を解く事ではないでしょうか。
本システムでは、具体的なランドマークの名前を出して、ここまで津波が来ています…で、現実を認識させます。

災害における正常性バイアスとは…
被害を受けた地域や人々を「異常な状況」と見なし、自分や自分たちのグループを「正常な状況」と見なす傾向があることを指します。
災害に対する備えやリスク認識においても、このバイアスが影響を与えることがあります。

特徴と転用の可能性


特徴として
・メンテナンスフリー
・API などと連携可能
それにより、放送などで音声を流す…なども可能となります
・津波や洪水などの情報を必要とする、自治体や消防署などと情報の共有が可能なシステムで、効率的な救助活動が出来ます。
転用の可能性(水が絶対に来てはならない場所などでの使用)

洪水対策
・河川の氾濫
・鉄砲水

水が絶対に来てはならない場所などでの使用
・道路のアンダーパス
・原子力発電所の周辺など

実際の構成図 上空からのイメージ


実際の構成図 上空からのイメージ

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